歯磨き剤の危険性について|ブログ一覧|大阪市東住吉区の歯科・小児歯科なら小林歯科医院

歯磨き剤の危険性について

歯磨き剤の危険性について

こんにちは。東住吉区 針中野にあります小林歯科医院です。

歯磨き剤は選んで購入されていますか?

歯磨剤危険性についてご存知でしょうか?

 

市販の多くの歯磨き剤には発泡剤として、合成界面活性剤の『ラウリル硫酸ナトリウム』が含まれています。

界面活性剤は脂分を分解して汚れを落とす力が強いため、食器用洗剤などによく使われている合成化合物です。

食器用洗剤で手を洗うと、脂肪を除くので皮膚が乾燥し荒れてしまいますよね。

それをお口の中で歯磨き剤として用いると、歯茎やほっぺた・舌などの粘膜組織が剥がれてしまいます。

1日3回きちんとたっぷり歯磨き剤をつけて磨いている方が口臭患者様には多いのですが、

粘膜組織が剥がれた上皮細胞が非常に多くみられます。

それが口の内で多くあると、細菌はそれを分解し、匂いが出てきて、それが口臭に繋がります。

また、このことが味覚異常につながったりします。

 

それから歯磨き剤はもうひとつ、歯の知覚過敏につながる問題があります。

歯磨き剤の表示の項目に研磨剤というのがあります。

研磨剤入りの歯磨き剤で歯をしっかり磨き続けると、確実に歯頸部(歯と歯茎の境目)が削れてきます。

そうすると冷たいお水がしみたり、ひどい場合はお湯がしみたりします。これが知覚過敏の原因です。

 

 

なので、歯を磨くのは、

研磨剤・界面活性剤の入っていない物選んで使うことが大切です。