糖尿病と歯周病について☆|ブログ一覧|大阪市東住吉区の歯科・小児歯科なら小林歯科医院

糖尿病と歯周病について☆

糖尿病と歯周病について☆

こんにちは。
 
先日
院内のミーティングで
糖尿病についてや歯周病との関わりなど様々な事について
勉強しました。
 
まず簡単に糖尿病について説明します。
糖尿病とはインスリンという血糖値を下げる作用を持つホルモンが上手く働かず、血液中の糖が増加し血糖値が高い状態になってしまうことを言います。
 
歯周病は細菌の感染によって引き起こされる病気で糖尿病があると細菌に対する抵抗が弱く歯周病が進行しやすいので、免疫機能の低下が起き、傷の治りも遅くなるため、歯周病と糖尿病は密接な相互作用があると考えられます。
 
糖尿病の治療として
食事療法:適正なエネルギー量を守り1日3食規則正しくバランス良く食事をとること。
運動療法:運動不足はインスリンの働きを悪くするため、激しすぎない適度な運動をすること。
薬物療法:食事・運動でも血糖値が下がらない場合、経口薬を飲用するかインスリン注射を行う方法。など
大きく分けて3つあるそうです。
   
そして、よく耳にする「HbA1c」=ヘモグロビンA1cと
          「血糖値」の違いとは?
・採血の時点から過去1〜2ヶ月間の血糖の状態が分かるのが
         ヘモグロビンA1c
・採血をした瞬間の血糖状態が分かるのが
         血糖値
という事のようです。
ヘモグロビンA1cが高ければ血糖値も高い状態が続いているという事になり通常はこの2つの変動は連動しています。
そして気になる
正常値4.6〜6.2%だそうです。
 
歯周病のケアとして
プラーク除去の歯磨きと洗口: 歯周病用の歯磨き剤や予防の洗口剤で細菌性プラークを確実に取り除く。
禁煙: 歯周病を予防するためにも重要。
食事はゆっくりよく噛む:早食いは肥満に繋がり糖尿病にも天敵。
という事も学びました。
 ※プラークとは歯周病や虫歯の原因となる細菌=食べ物の残りかす
 
歯周病をコントロールする事で糖尿病のコントロール状態も改善する
可能性があるようなので
ぜひ小林歯科医院で一度メインテナンスされてみてはいかがでしょうか?