フッ素のちから|ブログ一覧|大阪市東住吉区の歯科・小児歯科なら小林歯科医院

フッ素のちから

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フッ素のちから

東住吉区 針中野にあります小林歯科医院

歯科衛生士の熊本です。

インフルエンザが遅めの流行を迎えています。

私の息子も2月にインフルエンザb型に罹り、しばらく家から出られない日々がありました。ワクチンを注射し、日頃の栄養と休養を心がけていましたが「罹る時は罹る」と学びました。

さて、ブログを始めてしばらく経ちいろんなお問い合わせをいただくようになりました。最近では歯磨き粉の問い合わせが増え、患者さんのニーズに合わせた歯磨き粉選びに奮闘しています。

さて、今回はその歯磨き粉にも含まれているフッ素についてです。

フッ素という言葉はよく耳にしますし、いい意味でも悪い意味でも存在している言葉のような気がします。

フッ素は歯に3つの大きな役目を果たします。

①歯質強化 歯の組成であるハイドロキシアパタイトを太らせて隙間を詰める役割です

②耐酸性 歯は菌が出す酸によって溶けて虫歯になっていきますが、フッ素はその酸に耐える為の歯質にしていきます

③再石灰化促進 菌が出す酸によって溶けた歯の表面を再び硬く石灰化させる力をサポートします

「フッ素」とインターネットで検索すると悪い情報がまず並びます。

ただ、日本で販売できるフッ素濃度は外国のそれより低く、毒性を起こすほどの濃度ではありません。それに、フッ素入りは磨き粉を使って歯磨きをしていると虫歯予防効果は64%というデータもあります。

最近では、低濃度のフッ素を毎日使用し、なるべく口の中にフッ素をとどめることで虫歯予防になるということも知られるようになり、市販品で上手にフッ素を使って虫歯を予防できることが分かっています。

とはいえ心配な「フッ素」。是非ご相談してください。

↓フッ素の効果を分かりやすく解説しているサイトです

http://clinica.lion.co.jp/oralcare/fluorine-nokosu.htm